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ALL ASIA FINALS 2006 in THAILAND
2006年12月2日(土)、3日(日)、4日(月)、5日(火)の4日間を通し、HPIチャレンジオールアジアファイナルズ2006が開催されました。開催国は2年続いた日本を離れ、年間の温度差が少なく平均気温も28.5度、熱帯気候に属するタイ。近年、アジア諸国の中でも経済発展が目覚しい国です。その一方で、歴史ある建造物の数々、発展したバンコク市、豊富な自然、伝統あるタイ料理に、人に優しいタイの人々との触合い、多くの訪問者がタイに魅了されていくのもうなずけます。
国際レースを満喫! タイは日本から飛行機で6時間。9月に開港された新しいタイ国際空港は、充実しています。日本から参加した2名のドライバーも、レース準備と観光に余念がありませんでした。 タイは、多くのトップドライバーを世界に送り出しています。昨年度本大会でEPとGP PRO CLASSの2クラスを制したMEEN V.選手(タイ)をはじめ、EPツーリング世界チャンピオンでもあるTEAM HBスリカーン選手を育てた国でもあります。その一方で、第1回大会、第2回大会とも、開催国ドライバー達のプロクラス完全制覇を阻んできたのが海外勢。本大会でもレース大国タイの一角を崩せるかが注目となりました。 Day 1 2日(土)−3日(日)に、CPKバギーコースでオフロード部門が開催されました。コースは、自然を切り開いたサーキットです。ピットエリア、ショップ、食堂などの施設も充実しており、最高の時間を約束してくれます。 今年はオフロードを初開催しました。アジア、オセアニア地域で人気の根強い人気を誇っているオフロードレースとのこともあり、ライトニングシリーズ、ヘルファイヤーユーザーが集結しました!また、手軽に本格的なオフロード走行が楽しめるライトニングスタジアム10、ライトニング10のクラスも追加され、エキスパートドライバーからレース初参加ドライバーまで、幅広いユーザー層が会場を埋め尽くしたのでした。
オフロード練習・予選 いよいよオールアジアファイナルズ2006の開催です!予選形式は、恒例のフリーアタック制。セッティング、コース状況、天候、駆け引きが要求されます。この予選方式は、初心者には優しい一方、エキスパートドライバーには速さ以外のトータルでのレース戦略が要求されます。各国の予選を勝ち抜いたドライバーも、初めてのコースに徐々に慣れてくると、着々とタイムが更新されていきます。日本から参加したのは、HPIチャレンジワールドファイナルズラスベガス大会を経験しているRCマガジンの荒川勉選手とさべえじんこと林裕司選手。そして取材に来ていたRC WORLDの加藤文晶氏は、現地の楽しそうなレース雰囲気に負けて、急遽「トラギースポーツクラス」に参加表明!地元タイの選手、海外からの参加者との交流を、レースを通して存分に楽しんでいたようです。 開催されたのは「バギースポーツクラス」、「トラギースポーツクラス」そして「バギープロクラス」、「トラギープロクラス」の4種目です。今回のレースはTITCでも実績のあるHPIタイ総代理店RCSにて運営され、スケジュール通りに進行しました。 練習を終え、予選が始まると各車一斉にコースインします。コースに慣れるために、時間をいっぱいに使って走行するドライバーが多かったようです。全ドライバーの練習走行、予選2回が終わり、いよいよ明日は、予選2回、決勝1回を残すのみとなりました。自分の走行以外の時間では、記念撮影、RC談義で楽しい時間を過ごしていたようです。日中は30度を越える気温、その一方で天候の崩れもなく無事に初日は終了しました。 海外選手を乗せたバスは、一路オフィシャルホテルのエメラルドホテルへと向かったのでした。昼の暑さが終わると、夜は温暖で過ごしやすい気温へと変わります。眠らない町バンコクの夜の始まりでもあります。ドライバー達は、遅くまで仲間同士RC談義で盛り上がっていたようです。 Day 2 オフロード予選 朝7時に、海外選手を乗せたバスは、ホテルを出発しました。レースよりも観光に時間をとっている海外選手も多いようで、バスの中で仮眠をとりながらの移動だったようです。 前日のバギープロクラス予選でトップに立ったのがCRAIG LAUGHTON選手(オーストラリア)!JOE HWEE選手(シンガポール)が後に続いています。トラギープロクラスでは、各国ドライバーが入り乱れる結果となり、シビアなグリッド争いを予感させました。 注目の予選2日目も天候に恵まれ絶好のRC日和となりました。気温こそ高いものの、日本のドライバーは、その暑さをも満喫していたようです。 そんな中繰り広げられていた予選3回目と4回目は、予定通り午前中に終了しました。その結果、刻々と変わる順位争いが繰り広げられたバギープロクラスでは、36.561秒のタイムを叩き出したCRAIG LUGHTON選手(オーストラリア)が逃げ切りでTQを獲得!わずか0.008の差でPRASERT J選手(タイ)がつきました。3番手にはトップから0.2秒遅れでJOE HWEE選手(シンガポール)が入りました。 各国入り乱れた予選結果となったのはトラギープロクラス。ライトニングスタジアムとヘルファイヤーの一騎打ちともいえるレースに終止符を打ったのは、バギー人気の高いインドネシアからライトニングスタジアムで参加のARIO SADEWO選手(インドネシア)!このクラス強さを見せていたCRAIG LAUGHTON選手(オーストラリア)から0.05秒逃げ切り、インドネシアに初のTQをもたらしました。3番手、4番手にはKWOK CHUN LUNG選手(中国)、ANDY LAM選手(中国)の実力派ドライバーが入りました。日本から参加の林裕司選手(日本)も初挑戦となったトラギーで果敢にタイムアタックをし、最終ヒートに38.193秒を叩きだし9番手スタートを獲得!荒川勉選手(日本)は、好タイムを連発しながらもわずかに及ばず11位で予選を終了しました。Bメイン優勝の期待がかかります! バギースポーツクラスはライトニング10のワンメイクレースです。車体、エンジンなどキット標準で望む選手が多く、手軽に参加できるカテゴリーとして注目を浴びていました。マシン差のでないこのクラスでは、林裕司選手(日本)がTQを獲得!ショートコースで唯一の20秒台を叩き出しました。 トラギースポーツクラスでは、MT2、スタジアム10が入り乱れたレースとなりました。その結果、地元タイのPARANKOON選手(タイ)が、SAKORN T選手(タイ)、CLAYTON MO選手(中国)を抑えてTQを獲得!海外選手の活躍の目立つ中、地元タイの意地を見せてくれました。 Race of the World on Dirt レースオブザワールドと名づけられた本レース。E-Savage無改造による各国、地域代表チームによるチーム戦となります。2日間、2回の決勝レースのポイント制とし、優勝国を決定する、まさに国の威信をかけたレースのはずだったのですが、各国が用意した車は、遊び心いっぱいのマシン!付き添いできた女性ドライバーがドライブするなど、勝ち負けよりも、楽しもうとする雰囲気が満面にでたレースでした。このクラス2連覇を狙うチームジャパンは、日本の象徴とも言えるTVキャラクターをATVに乗せ、ひときわ注目を浴びていました。決勝ラウンド1で、5分間で最も多く周回して優勝したのはチームメチャイナ!チームジャパンとの熾烈なぶつかり合いながらのトップ争を制しました。2位にはチームジャパン、そして3位にはチームマレーシアが初参加ながらも、巧みなチームワークで入賞しました。決勝ラウンド2はオンロードサーキットに移動して、開催です。
オフロード決勝 予選後には、決勝の準備に余念の無い選手。タイの家庭料理を楽しむ選手。ドライバーは、それぞれのペースで決勝レースを迎えるのでした。RCSのPOP氏による軽快なMCの合図で、いよいよ決勝レースのスタートです! まずは、トラギースポーツクラスの決勝レースが始まりました。レース初参加の多いこのクラスとは言え、参加者は十分な練習とマシンセッティングを行っていました。急遽レース参加したRC WORLDの加藤文晶選手(日本)の走りに注目が集まります。1/10サイズに15エンジンを積んだマシンは、パワフルです。車の特性上、クイックなステアリングでコーナーリングも軽快です。そのため、各コーナーで激しいバトルが繰り広げられました。10分間のバトルの結果、予選4番手からスタートしたVICHIT CPK選手(タイ)が、安定した走りで中盤から序所に抜け出して見事トップでゴール!タイ勢としては幸先のよいスターとなりました。2位には、ベストラップこそ他車に及ばなかったものの、ミスの無い走りでRC WORLDの加藤文晶選手(日本)がゴール!3位にはSAKORN T選手(タイ)が入りました。 ワンメイクレースとなったバギースポーツクラス。ギャップをいかに走破できるかが勝敗のポイントとなりました。海外勢では林裕司選手(日本)とSAMUEL SCOTT選手(オーストラリア)が注目されましたが、10分を走りきった結果、トップ3を独占したのは、タイのドライバー!優勝したのはPIYDOL D選手(タイ)!終始ミスの無い走りで2位に2ラップの差をつけました。そして2番手にはBOONLERT T.選手(タイ)、 3番手にはKEVIN A.選手(タイ)が入りました。強力なタイドライバーの速さを存分に見せ付けられたレースとなりました。
いよいよ海外勢の巻き返しが期待されるトラギープロクラスのスタートです。Aメイン以外は、10分間のレースで競われました。決勝Bメインでは、荒川勉選手(日本)が、序盤こそトップグループで快走をしていたものの、9周目にマシントラブルでリタイヤ。総合19位の成績でオフロード部門を終えました。サバイバルレースとなったBメインを制したのは、CHANWUT A.(タイ)選手!迫り来るインドネシア勢を押さえての優勝でした。Bメインの後は、注目のAメインスタートです。TQスタートのARIO SADEWO選手(インドネシア)とEPオフロードオーストラリアチャンピオンCRAIG LAUGHTON選手(オーストラリア)、そしてタイのトップドライバーとの駆け引きに注目が集まりました。スタートと同時に予選上位2台のマシンが順当に飛び出すものの、オフロード経験で勝るCRAIG LAUGHTON選手(オーストラリア)がレース序盤でトップに立つと、そのまま30分を走りきり貫禄の優勝!2005年オールアジアファイナルズオンロード部門では苦汁を飲んだものの、得意のオフロードで見事アジアチャンピオンの栄冠を手にしました。2位には予選3番手からスタートしたKWOK CHUN LUNG選手(中国)が2周遅れでゴール!3位には、予選7番手からスタートするもハイペースでトップグループを追走したTONY NEO選手(シンガポール)が入りました。奮闘をみせていた林裕司選手(日本)は、決勝でドッグボーンを破損しての3輪走行!終盤まで粘りましたが、惜しくも10位でレースを終えました。海外勢に上位を独占を許してしまったレースとなりました。 いよいよ2006年オフロードレースを締めくくるバギープロクラスのスタートです!CメインはSIRICHAI K.選手(タイ)が猛追するMONGKOLPHAN L.選手(タイ)に10秒差をつけてCメイン優勝。Bメインは、予選2番手スタートのYUTTANA B.選手(タイ)がやはり2番手に入ったYINGYOS Y.選手(タイ)に2周差をつけてこのメインを優勝しました。いよいよAメインのスタートです。ドライバー紹介とともに操縦台にあがった10人のドライバー。GPオフロードが盛んな台湾からの代表WEN-KANG SHIH選手(台湾)も、強豪引きめくAメインに8番手と入ってきました。スタート直後から抜け出したのは上位陣を交わしたJOE HWEE選手(シンガポール)!そのまま、トップを快走しますが、単独ミスで後続の集団に交わされてしまいました。トップは、難しいコースとプレッシャーなのか、次々と入れ替わります。中盤に入ってリズムを取り戻し、後続を引き離したのは、CRAIG LAUGHTON選手(オーストラリア)!30分で43周を走り、残り1分で振り出したスコールによるウエット路面にも臆することなくトラギープロクラスに続き優勝!2位には10位スタートながらスタートの混乱を抜け出したSANTIRAT P.選手(タイ)がSAMPHAN L.選手(タイ)を1.2秒差で振り切り2位でゴール!ゴール直前で見せたタイドライバー同士のデットヒートは、決勝レースを締めくくるにふさわしい戦いとなりました。序盤から最終ラップまで目の離せなかったレース。オフロードの楽しさを存分に味わうことができました。 After Race |
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