スーパー耐久シリーズ2005最終戦(第8戦)の決勝レースが、11月19〜20日、栃木県のツインリンクもてぎにおいて行われ、クラスポールポジションからスタートした吉田寿博/小泉和寛組の#2FUJITSUBO
hpi IMPREZAが優勝 (総合7位)して、3年ぶりにチャンピオンを獲得することができた。
<予選>
11月19日、スーパー耐久シリーズ2005第8戦の公式予選ツインリンク茂木において行われた。
今回は4台のインプレッサ、7台のランサー、計11台がST2クラスにエントリーしている。サーキットは朝から晴天で放射冷却のために気温も11℃と低い。朝10時から30分間のドライバー予選が行われ、午後がポジションを争うグリッド予選である。
グリッド予選は14時から始まった。晴天ではあるものの午前中から風は冷たく、気温も12℃にしか上がらない。最初の20分間がST1/2/5クラスの専有走行枠が開始されたが、#2インプレッサの吉田は走行枠終盤にコースインしタイヤの皮むきだけを行いピットへ戻った。
公式予選の最後の20分間は全車が走行可能となる。シリーズ2位で逆転チャンピオンを狙う#11ランサーは走行枠の中盤にコースイン。しかしアタックラップの最終コーナーで、エンジントラブルのために白煙と火を吐いてメインストレートでストップしてしまった。この直後インプレッサがコースイン。#2インプレッサは2分13秒316のタイムを出すが、赤旗が掲出されてセッションは中断した。
16時3分、予選がが再開された。残り時間はわずか4分で、2周のアタックができるか微妙なところだった。路面は冷えており、タイヤを十分に暖めることは難しい状況だが走行する車両は少なくクリアラップは確実に取れる
状況であった。
最初のアタックで#2インプレッサが2分1秒592でクラス2位に。そして2周目のアタックに入った直後にチェッカーフラッグが振られて、これが本当に最後の1ラップとなったが、ここで#2インプレッサの吉田が2分0秒728のコースレコードをマーク! クラストップに躍り出た。吉田は昨年の開幕戦以来続いていた#11ランサーの連続ポール記録をストップさせると共に、丸2年ぶりのポールポジションを獲得することができた。総合でもST1クラスに分け入り5番グリッドを獲得と、決勝レースに向けて最高のグリッドである。
決勝レースで、#2インプレッサがチャンピオンを獲得するためには、#11ランサーのポジションに関係なく9位以上で完走すればOKのため、プレッシャーは少ない。
吉田寿博選手
「アタックを最後の最後にしたのは予定どおり。路面温度が低かったのでタイヤがうまく暖まればいいなと思っていたら赤旗で中断だったので、リズムを崩さないようにイメージトレーニングをして臨みました。アタックの最初はクルマが暴れていましたが、2周目はコースレコードも出せたし、連続ポールの記録も自力で止めたしうれしいです。決勝も精一杯攻めるレースをします」
<決勝>
決勝レース当日は晴天ながら気温10℃前後と冷えた込んでいる。決勝レースは12時からのフォーメイションラップで幕を上げた。スタートドライバーは#2インプレッサは吉田で、今回のレースは1回のピットインを予定(ランサー勢は2ピット)している。
スタートで#2インプレッサがトップに立ち、#56ランサーと#6ランサー、#63インプレッサと続く。しかし2周目に#6が#56ランサーに追突。これでインプレッサは難なくクラス1、2位という布陣になり、これに#56ランサー、#13ランサーが続いた。シリーズ2位の#11ランサーは40番グリッドからのスタートでクラス最後尾から猛烈な追い上げを見せており、23周目には#2インプレッサと7秒差のクラス5位までポジションを上げてきた。しかしその直後に他車両に追突してフロントカウルを破損。その後はペースダウンして勝機を失っていった。
今回のレースでは#2インプレッサは9位までに入れば自力でチャンピオンが決定するが、吉田はペースを緩めずトップを快走している。
37周目にクラス4位の#13ランサー、5位の#11ランサーがピットインして給油とドライバー交代を行った。その後46周目にコース上でストップした車両を排除するためにセーフティカー(SC)が出されると、#2インプレッサはこのチャンスにピットインしてタイヤ交換、給油を済ませドライバーは小泉に交代。このピットインにより小泉は#63インプレッサ、#26ランサー、#30ランサーに続くクラス4位でコースへ復帰して行った。
その一方#63インプレッサは49周でピットイン。タイヤ交換、給油を終え、SCカーの位置取りの関係で総合トップと同一周回のままクラストップを守って隊列に復帰することができ、#2インプレッサに対して約1周のマージンを築くことになったのだ。
しかしせっかくトップに立った#63インプレッサだが80周を過ぎたあたりからミッションギヤを痛めていたためラップタイムは2分10秒台まで落ち、2分4〜5秒台で走行する#2インプレッサが89周目に追い付きついに逆転してしまった。この後、#2小泉はトップを守って走りぬきガッツポーズ見せながらチェッカーフラッグを受けた。ポールtoフィニッシュで3年ぶりに自力でチャンピオンを奪回した。
吉田寿博選手
「感無量のひと言です。一昨年、このもてぎで1秒差で負けてチャンピオン取れなかったことが悔しくて。3年ぶりにチャンピオンを取り戻せたことは本当にうれしいです。チーム、タイヤに感謝。素直にホッとしています」
小泉和寛選手
「初タイトルです。今日は荒れるだろうと予想していたので、いつもの自分を信じて走りました。携わった人みんなの努力でチャンピオンを獲れたのだと思います。観客席には応援の旗も見えてとても励みになりました」
Ps |
No |
Car |
Drivers |
総POINT |
|
1 |
2 |
FUJITSUBO hpi IMPREZA |
吉田寿博 小泉和寛 |
145 |
2 |
11 |
オーリンズ ランサー EVO |
中谷明彦 木下隆之 |
110 |
3 |
63 |
WING PERMAGARD IMPREZA |
樋口統也 池田昌弘 |
98 |
スーパー耐久オフィシャルページ
FUJITSUBO
PROVA
RACING DIVISION
FACE
NETWORK
|